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養老保険の利率

 養老保険の利率は、生命保険会社各社が決定している予定利率が計算の元となっています。各社から発表された予定利率が高ければ養老保険の利率も高くなりますし、逆に予定利率が低ければ養老保険の利率も低くなってしまいます。

 養老保険の利率は、支払われる予定の保険金額に対して総額でどれくらいの保険料を支払うことになるかという計算で算出することになります。保険金を1000万円もらったけど保険料は100万円しか払っていないというのであれば利率が高いということになりますし、保険料を990万円払ったけど保険金が1000万円しかもらえなかった、という場合は利率がとても低いということになります。

 生命保険会社の予定利率は、銀行の預金などに適用されている利率とは少し意味合いが違っています。銀行の預金金利の場合は預けた金額に金利をかけてみれば算出されるのですが、生命保険における予定利率は数字を掛け合わせても計算できません。予定利率で出てきた数字から、生命保険会社が運用や宣伝・販売にかかる費用が差し引かれていくためです。

 もっとも、予定利率を引き下げれば生命保険会社の経営はパッと見では楽になるのですが、低い予定利率を見せられたら加入者は減少していくため、下げれば良いというものでもありません。上げれば加入者は増えますが、利益を出せなければ経営が苦しくなります。矛盾した問題をはらんでいるために、販売側では簡単に予定利率を変更することができなくなっています。そのため、養老保険の利率が今後急激に変化する、という可能性は少ないといえるでしょう。

予定利率を引き下げれば生命保険会社の経営はパッと見では楽になるのですが。

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